今日はサロンワークで思ったことがあるので
ちょっとブログにしたいと思います♪
すきバサミで髪をすくというのは
美容室だと日常茶飯事で割りと当たり前にしていることだと思いますが
たまに
「すきバサミは使わないでください」と言われることがあります
おそらくそのお客様は
すかれすぎて失敗した経験があるのではと思います
じゃあ『すく』ってどういうことなのか
実験してみたいとおもいます!
お人形さんの髪で!
まずはすいてない状態
すこし短い毛がパラパラしてます
これを、、、
すいていきます
根本と中間と毛先に一回づつはさみを入れます
同じようにもう一度
さらにいきましょう
どんどん指で挟める髪の量が減りました
最後は短い髪の毛だらけではさむこともできません
次は右側と左側ですいたのと、
ついてないのと
どう変わっていくのか見比べていきます
下からも
厚みがありますね
そこから、がっつりすいてみました
根本、中間、毛先にハサミをいれました
スカスカです
向こうの壁が透けて見えます
お人形さんの右側はすいてない状態
もう明らかですね
ちょっと毛先だけカールさせてみました
厚めにしっかりとしたカールと
うすくなったカール
こんなにも質感が違います
僕が一度、担当したお客様が
なんとなくほかの美容室ですいてもらったら
朝起きてびっくり!!
まとまらなくなったそうです
どうにもならない!!
せっかく髪を伸ばしてパーマをかけようと思ったのに、、、
もう他には行けないと言ってました
髪の状態は、すきすぎた印象を受けました
すきすぎるとおさまりが悪くなるんでしょうか
試しにお人形さんを思いっきり
振ってみました
オラオラオラオラっっっ
HIーーーHAーーーーーっ!!!
朝起きたときに、こんな雰囲気だったかは定かではありませんが
確実にまとまってるのは、すいてないほうです
うん。
すいて軽くなるのも
すかずに重めのスタイルも
どちらにもメリットデメリットがあります
皆さんはカットのオーダーをする時、
どう言ってオーダーしますか?
「2センチ切ってください」?
「段をつけてください」?
どれもよく聞くオーダーですが、こう言ったことありますか?
「とりあえず、すいてください」
僕がこのオーダーを受けたら
この人に信用してもらってないんだな、と思います
お客様側からすれば初めて行ったサロンで
初めて会った美容師に自分の髪を切らせるのはとーーーっても勇気のいることです
しかし、すいたところでなりたい雰囲気になれるかどうかわからないし
ましてや今回のようにすかれすぎて失敗してしまうかもしれません
もちろん臨機応変に美容師が責任もって切ってくれればいいんですが
すいたり切ったりするのは簡単ですが
切り過ぎたりすかれすぎたりするのは元の状態に戻すのに
すっごく時間がかかります。
せっかく伸ばしてる髪です
毎日乾かして美髪に務めた努力を無駄にしないためにも
オーダーするときは、しっかり考えて信頼できる美容師さんにお願いしたいところですね
たまにはこんな話も。。。
SHOGOでした
ではまた